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Vol.055 インドネシア渡航準備リスト Ver.2024

みなさん、こんにちは。

ジャカルタの下村です。インドネシア通信50回記念のお土産通信が終わり、ここで一旦仕切り直し。

ベトナムでもそうでしたが新興国の特徴の一つは変化が激しい事です。そしてその変化のだいたいは、より良い変化なのでみんなが希望に溢れています。変化はあれどゆるやかな日本国民からすると少しうらやましくもありますね。

そんな状況なのでこれまでご紹介した内容の中にもアップデートが必要な項目がチラホラ。

その中でも重要度が高いのはインドネシア渡航の準備ですね。

と、いうことで今回は最新の「インドネシア渡航準備リスト(2024年6月現在)」をご案内をいたします。もうご存じの方も多いかと思いますがお付き合いください。

※どのような変化があったかを分かりやすくするため、旧情報をそのまま黒字で、変更点を赤字で追加しました。

渡航のために

1:パスポート

 渡航のためには当然ですがパスポートが必要になります。残り期間が6か月以上必要なのはベトナム  へ行く際と同じですね。念のためご確認をお願いします。これは変わらず。

2:ビザ

 インドネシア入国にはビザの申請が必要です。ビザ取得には下記、二通りの方法があります。
これも変わらず。ただし・・・

☆ 事前に日本で取得 (e-voa)

 下記のHPから オンラインでビザの申請が可能です。

 https://molina.imigrasi.go.id/

 初回はアカウントの作成、ビザの申請と2段階の作業が必要になりますがクレジットカードでのお支払いが可能です。この申請が2024年から複雑になりました。準備しなくてはならないデータが増えた他、サファリなどの特定のブラウザからは申請がうまくいかないといった情報も。改善されたという情報はまだありません・・・

☆ ジャカルタ到着の際 現地空港で取得

 スカルノハッタ空港に到着後ビザを申請します。500,000ルピアの現金が必要ですが非常にかんたん。  ほぼ窓口でお支払いするだけのようなイメージです。45米ドルでのお支払いも可能です。
また、現在クレジットカードでのお支払いも可能な状況です。

このような状況なので、スカルノハッタ空港でのビザ申請をおススメします。ビザ取得後の入国も、ゲートが自動化され、非常にスムーズな流れになっています。入国自体、とてもかんたんになりました。が、タイミングによっては混雑もある様子。

祝!ゲート自動化!パスポートの顔写真と自分の顔を照合する日本と同じ方式です。
アライバルビザ申請窓口は先に挙げた自動ゲート(通過前)を正面に見たときに右手側にあります。私がジャカルタに戻った際も写真のように混雑はありませんでしたがタイミング次第との情報も。

3:税関申告 (e-cd)

インドネシアの税関申告はWebで行います。10分程度でできるので出発時、日本の空港での待ち時間、経由便の場合、乗り継ぎ待ち時間などに入力するとちょうど良いと思います。

税関申告のページ https://ecd.beacukai.go.id/

入力する際の言語に日本語の翻訳が追加されました!これは嬉しいですね。

入力が完了すると画面にQRコードが表示されます。
ちなみに、事前に完了できなかった場合は現地空港に到着後同じ操作をすることになります。

ビザ(事前申請の場合)も税関申告も、最終的にQRコードが取得できるのですが印刷をしなくてもスマホで撮影、その写真を提示で問題ありません。

コロナの関係では現在必要なものはありません。

航空券、ホテルの予約に関しては事前に組合スタッフにご確認ください。
ここは変わらずですね。

現地でつかうもの

1:現金

到着後、送出機関で両替も可能です。3000円程度でしたら私の方でも両替が可能な場合があります。ただ、5万円以上の大きな額になるとお約束できませんので渡航前に両替いただく方が確実です。

お土産屋さんではクレジットカードが使えるお店も多く、水やお菓子程度の買い物のみなら3日間で2~3000円分でも充分かもしれません。

レートは良くありませんが、出発の際日本の空港で10000円~15000円分を両替。(10000円が700000ルピア前後)現地空港でビザ取得し、残りをインドネシア滞在中に使う費用にあてる。と、いうやり方でも良いかもしれません。
ビザの取得をクレジットカードで決済される場合は、ルピアへの両替はインドネシアに到着後でOKです。100円あたりのルピアの価値は昨年に比べて5円ほど安くなった状況ですが1円=約100ルピアというおおよその価値は変わらず。

● ちょうど500ルピア硬貨がありませんでした。紙幣も新旧デザインが混在しています。

ちなみにだいたい100円が10000ルピアで 0を2つ消すと日本円での値段になります。

2:服装

夏の服装と 長袖も1枚あればより安心です。

面接の際に特に決まった服装はありませんが、襟付きのシャツを着用し面接に臨まれる企業担当者様が多いです。

また、観光で少し歩く場面や、特に雨季は足元が良くない事も予想されますので汚れても問題ないはきものでお越しください。

ホテルや移動中の車内はエアコンで冷えすぎることがあります。どうやらエアコン自体が南国使用でパワフルなもののようです。
ホテルのお部屋では設定温度は日本の感覚より2℃ほど上、もしくは、適温になったら弱めるなど、少し気を付けた方がよさそうです。
車内ではエアコンオフ調整はもちろんいたしますが念のため移動中用に長袖が一枚あると便利です。
※これは変化というより私が学んだことですね…

インドネシア名物(?)赤がなく青一色の車のエアコン。赤がないなら青の意味もなくないか・・・

3 その他

イスラム教徒が多数を占める国なのでお酒を飲める、購入できる場所は限定されています。

滞在中にご案内できれば良いのですが、これもお約束はできませんので どうしても…という方は日本からご持参いただくのが最も確実です。

電源タップはタイプCでベトナムと同じものが使用できます。こちらもお持ちください。
お客様用に2つだけですが用意しております。お忘れの際にはお気軽にお声かけください。

● タイプCのプラグ。

現地ではマスクをする人はかなり減っていますが、日本より空気は良くないので その意味でマスクもあった方が安心です。念のためご準備ください。

インドネシアへ行く場合のご案内はだいたい以上です。

他、一般的な海外渡航の際の持ち物で良いかと思います。現地で購入可能なものも多いので 心配な場合は組合スタッフにご確認ください。

いかがでしたでしょうか。特に入国の関連での変化が大きいですね。
ビザの取得がインドネシア到着後、空港で。とはなってしまいますがトータルではスムーズになった印象です。あとはコロナ以前にはあった 関空からの直行便が復活すれば言う事なし!と言ったところでしょうか。
それでは今回はこのあたりで。

(こういった変化を知り、お伝えするためにも一時帰国も大切だな・・・としみじみ。)

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