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Vol.044 イスラムを学ぼう(ヒジャブについて1/2)

みなさんこんにちは!ジャカルタの下村です。

インドネシア「滞在」の強みを感じること

こちらにいる強みは色々ありますが、その中でも特に大きいと感じる事は、わからない事、知りたい事を直接、インドネシアの方に聞けることだと思います。

訪日経験のある、送出機関の元実習生の先生に聞けば、日本とインドネシア双方の違いについて理解が深まりますし、タクシードライバーのおっちゃんと話せば、日本とあまり関係のない、一般的なインドネシア人の感覚を知ることができます。

インドネシア料理は何故辛い?といった素朴な疑問から、時にはインドネシア国内の労働状況など、かなり突っ込んだ質問まで、こちらに来てすでに本当にたくさんの事を教えてもらいました。

一時帰国の際も、インドネシアに足を向けて寝られませんね。

インドネシアにあり、我々に無いもの「ヒジャブ」

さて、インドネシアの文化、イスラムの文化にあって、我々にない最大のものは何だろう?
と考えると、お祈りやラマダンの他、女性の方が身に着けるヒジャブがあります。

これからインドネシアの実習生たちとつきあうなら、こういった部分についても理解を深めることは必要不可欠。ということで、今回は女性の実習生にヒジャブについて聞いてみました。

ヒジャブについて日本語レポート

ちょうど、訪日前の日本語の勉強がかなり進んでいる実習生のグループがいたので[グループで1つのテーマについて今まで学んだ日本語でアウトプットしてみよう]というもう一つのテーマも絡めて「ヒジャブについてレポートにして提出してみませんか?」と提案したところ、即答で「やります!」との返事が。非常に意識が高いですね。それでけで嬉しく感じてしまいます。

優秀な学生たちでしたので期待していましたが、それを上回るものを完成させてくれました。
また、紹介する上での写真も彼女たちが準備してくれました。
彼女たちに許可を得た上で、今回ご紹介いたします。

※まずインドネシア語で作文し、それを日本語訳するという手順で作成してくれました。
結果、漢字や表現が少し不自然な箇所がありましたので本人たちに意味を確認した上で訂正しています。

【レポート】ヒジャブ

ヒジャブとは

ヒジャブは多くのイスラム教徒の女性が着用する布地です。様々な種類の頭の覆いがありますが、ヒジャブは通常 女性の頭と首の周りに着用される布で髪は覆いますが顔は覆いません。

ヒジャブはイスラム教徒の女性にとって 宗教と独立を維持する上で重要です。

ヒジャブを着用することで彼女たちはつまりイスラム教徒の女性としてのアイデンティティと独自性を示します。

イスラム教徒ではヒジャブの着用が義務付けられているため イスラム教徒の女性として私たちは頭を覆うためヒジャブを着用する義務があります。

ヒジャブの着用は単に体を覆ったり頭を覆ったりするだけではなく、着用する人の、良いパーソナリティを表現するものです。

ヒジャブを着用することはイスラム教徒の女性が人生の様々な分野で、夢や目標、知識を得ることを達成することを妨げるものではありません。

いつ着用する?

通常、女性は仕事、学校に行く時、家を出るときその他の活動をするときヒジャブを着用します。

イスラム教徒の女性がヒジャブを着用する理由は太陽から身を守るため、より美しくなるため、望まない(男性からの)注目から身を守るため、そして礼儀正しく、敬虔であり続けるためです。

人々は常にヒジャブを抑圧的なものだと考えていますが、ほとんどの女性が文化的、または社会的圧力のためではなく、むしろ自分の自由意志でドレスコードに従っているためにヒジャブを着用していることに気づいていません。

● 本来イスラム教では黒い事に意味があるそうですがインドネシアで特別な意味はないそうです。

色々なヒジャブ

通常、ヒジャブは大人が着用するものですが、こどもはかぶらなくても大丈夫です。

ヒジャブにも色々な種類があります。

初めてヒジャブをする人にはインスタントヒジャブ、またはスポーツヘッドスカーフと呼ばれるものを着用するのが最善です。

●インスタントヒジャブ

スポーツヒジャブ、そして通常ヒジャブを着用した女性はパシュミナと呼ばれるヒジャブも着用し、ファッションや旅行、イベントなどに使用します。

結論として、ヒジャブは多くの人々にインスピレーションを与え、各個人が偏見なく、互いの選択とアイデンティティを尊重できる相互尊重をもたらします。

人が初めて、ヒジャブをかぶるためにおすすめがあります。おすすめはふつうのヒジャブです。ふつうのヒジャブの被りかたはかんたんですよ。直接、かぶれます。

他のヒジャブの種類もありますよ。パシュミナヒジャブといいます。パシュミナヒジャブはふつうのヒジャブよりもかぶるのが難しいです。その形は長四角でいろいろな被り方ができます。このヒジャブは よく若者の女性が被り、おしゃれに見えます。

●(普通の)ヒジャブ
● おしゃれなパシュミナヒジャブ

シャリ―ヒジャブは普段、30歳以上の女性が被ります。シャリ―ヒジャブの被り方は、普通のヒジャブと同じです。でも、シャリ―ヒジャブはふつうのヒジャブより、もっと大きいです。

● 大きなシャリ―ヒジャブ

ヒジャブを被る時は…

チプット は小さい布です。普段ヒジャブを被る前に、チプットを被ります。
チプットを被ったら、前髪を隠すことができるのできっちりときれいに見せることができます。

● チプット。ヘアネットのようですね。
● 左から、ヒジャブ、留め針、チプット

しかくいヒジャブやパシュミナヒジャブを被るとき、留め針を使います。留め針でヒジャブを留めることができます。鋭いですから、ヒジャブを被るときは、気を付けてください。

原文

いかがでしたでしょうか。

確かに年配の方はヒジャブが少し大きいような気はしていましたが実際に大きかったのですね。

また、インスタントヒジャブやパシュミナヒジャブなどもあり、一口にヒジャブと言っても色々な種類があり、年齢やTPOによって被るヒジャブも変化するようです。

なるほど…これまでの漠然とした認識より、かなり解像度が上がった気がします。まだまだ続きますが、一旦ここまでを前半とさせていただきます。

今回は ここまで!

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