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Vol.042 [ジャカルタ現地通信 9]

ジョグジャカルタへ行ってきた

みなさんこんにちは!ジャカルタの下村です。

前回はボゴールのお話をしましたが今回はインドネシアのジャカルタの外の、
第二弾、ジョグジャカルタへ行ってきた際のお話をさせていただきます。

実は、すでにかなり以前にこのジョグジャカルタには行っていたのですが、
当時はまだインドネシアを今ほど(今もまだまだですが)理解できておらず、
記事にすることは見送っていました。

今なら少し正確に文章を書けるのではないかということでご紹介したいと思います。

1.ジョグジャカルタって?

Googleによると…

ジョグジャカルタ市(略して「ジョグジャ」とも呼ばれる)は、伝統芸術や文化遺産で知られるインドネシアのジャワ島にある都市です。

華やかな 18 世紀に建てられた王宮(ジャワ語ではクラトン)は、今でもスルタンの住居として使われています。王宮内には屋外パビリオンもあり、伝統的なジャワ舞踊のショーや、ゴング、チャイム、撥弦楽器が特徴のガムラン音楽のコンサートが開かれます。

との事。

インドネシア人の知り合いによると

「日本の京都のような場所です」との事。

インドネシアの歴史と伝統的な文化が非常に濃く残っている場所という意味でシンプルながら的を得た表現ですね。

2.飛行機だと近いけど…

行きは空路で ジャカルタ→ジョグジャカルタ:フライト時間約1時間

ただし、空港から有名なマリオボロ通りまでは、車で2時間以上。
ジョグジャカルタの空港近辺には何もない(!)ので実質的な移動時間は3~4時間
といったところでしょうか。

帰路は車。ジョグジャカルタ⇔ジャカルタ間は高速道路それでも8時間近くかかります

良い経験ではありましたが、やはり現実的には選択肢は飛行機のみ、というところでしょうね。

3.マリオボロ通り

買い物や食事など、どちらかというとインドネシアローカルな色んなものが楽しめる通りです。

ジャカルタのファタヒラ広場付近などでも見かける「ポニーの馬車」も。

以前は少し危ない場所だったという話も聞きますが今はそうではない模様。
外国人でも安心して観光が楽しめるジョグジャカルタ定番のスポットだそうです。

マリオボロ通りは外国人にもインドネシア人にも人気の観光地
インドネシア人にとっても外国人にとっても人気な様子。

4 翌日はボロブドゥールへ

実は天皇陛下がここを訪問された翌日に訪れたのですが、やはりインドネシアを代表する世界遺産。この日も非常に人が多くにぎわっていました。

ボロブドゥール。インドネシアを代表する世界遺産
乾季なので雨の心配は無いですが日差しが強く日傘をさす人も多く見えますね。

ボロブドゥールについて詳しくはウィキペディアなどのサイトを読まれた方が正確だとは思いますが、仏教の寺院です。

本質的には日本のお寺と同じものであるはずなのに全然違うものに見えるというのが印象深いですね。石造りで前後左右がかなり対称になっていたのも不思議。

ボロブドゥール寺院からの自然
頂上付近から。緑の生命力が日本とは桁違いです。
スネークフルーツ
で、売られていたスネークフルーツ。名前の由来は皮が蛇に似ているから。
ニンニクに似た食感なのに甘い。ジャカルタでも買えます。

5 そしてプランバナンへ

ボロブドゥールを堪能した後、そのまま続けてプランバナンへ。

なんとも贅沢な1日2世界遺産。
車で約2時間の道のりで到着は夕方近くになりましたが無事入場できました。

プランバナン寺院の夕景
こちらも遅めの時間でしたが多くの観光客で賑わっていました。

こちらはヒンズー教の寺院。角ばった重々しいイメージのお堂(?)は同じヒンズー教徒が多いと言われるバリで見かけたお寺によく似ていますね。同じ石造りでもボロブドゥールが直線と曲線の混合だったのに対し、こちらはほとんど直線のみでできているような印象。

夕日に非常にバエると思うのは私だけでしょうか。

石造りの寺院という意味では同じですが、このボロブドゥールとプランバナンは是非両方を見ることをおススメします。石造りの寺院というのは我々日本人にはなかなか馴染みが薄く新鮮ですが、それ以上に 宗教が違うと考え方も違うということなのか、同じなのに全然違う、という驚きがあります。

6 そして帰路へ

マリオボロ通り、ボロブドゥール、プランバナンと、ジョグジャカルタを堪能して帰路についたのですが、帰路の車窓からの景色もまた非常に魅力的なものでした。ジョグジャカルタのある中部ジャワからはたくさんの候補者たちが面接に参加してくれています。

彼らのふるさとに似た環境を見ることができたのは非常に大きな収穫でした。

田舎でも行きかう車やバイクは多く、のどかですが活気もあります。
偶然お祭りにも遭遇。これもオンデルオンデル?かなり気合が入っています。
ロンボク島でもそうでしたが、田舎でもモスクはとても立派です。

いかがだったでしょうか。
ジャカルタでの面接にジョグジャカルタ行きを組み込むにはかなりの調整が必要かもしれません。
しかし、もし実現できれば、ボロブドゥールやプランバナンに加えて、実習生のふるさとのような本当のインドネシアを見ることができる事は間違いありません。
(と言うとジャカルタは嘘のインドネシア?と言われそうですが、もちろんジャカルタもインドネシアです。)

最後に、このジョグジャカルタ行きをお誘いくださいましたカチココロ様 ありがとうございました!

それでは また!

いずれはスマトラ島やカリマンタン島も見てみたいな…

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