みなさんこんにちは。下村です。 こちらに来て2か月近くなって参りました。バイクを手に入れてからは色々な場所を見て回れるようになったのですがジャカルタと言えど少し走れば郊外、実習生のふるさとと、そう変わらないんだろうな…という場所もあります。
そこで見えたのはインドネシアのトイレ。実は日本へ行く実習生にとっても重要なポイントでした。今回はインドネシア(人)のトイレ事情についてお話します。
1 日本のトイレとは「全然ちがう」
写真は休日に訪れたとある釣り堀の「トイレ」。まだしっかりした方で、水桶?浴槽?がなくポリバケツに水とひしゃくが置かれているだけのトイレもあります。便器は和式に似た形で全面タイル張りです。日本の昭和のお風呂に少し似ていると感じるのは私だけでしょうか。また、トイレットペーパーはありません…
2 使用方法も全然ちがう
トイレットペーパーがない、という時点でお察しの方もいるかと思いますが、こちらではトイレの後は水洗いだそうです。なので「トイレに行くときは石鹸とタオルを持っていきます。」との話。まずは排泄したものを水桶からすくった水で流す。手動の水洗ですね。そしておしりを水と石鹸で洗う。これも手動のウォッシュレットと言えるかもしれません。説明を聞くと紙で拭くだけより清潔かも…という気持ちになりましたが日本で同じことはなかなかできないぞ…とも思います。
ちなみに我々が普段使用するホテルや送出機関、レストランのトイレは上記の写真のようなトイレではなく日本と同じタイプで トイレットペーパーもありますのでご安心ください。ただ、地方や田舎に行く場合はトイレはインドネシアスタイルだと割り切った方がいいかもしれません。
3 実習生たちは
実習生たちは、このトイレの違いという点を送出機関学校で教えられています。日本のトイレはインドネシアのトイレのようにタイル貼りではないので水で濡らすのは良くない事、寮に帰ってシャワーを浴びるまでは なかなか水洗いもできないのでトイレットペーパーに慣れる事。日本へ行くならこれは適応するしかありません。特に日本の冬に水洗いはかなり無理があります。時には実習生が我々にも予想できないような失敗をすることもあるかもしれませんが、生活習慣の違いがとても大きいこと、インドネシアの実習生の受入れをすでに進めている企業様、今後、受入を検討している企業様はご理解していただけると幸いです。