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Vol.006 インドネシアの気候

みなさんこんにちは! 

日本では暑い日々が続いていると、組合日本側のスタッフからの悲鳴がインドネシアまで聞こえてきます。

・インドネシアの気候

意外なことですが、インドネシアはそこまで暑くありません。
もちろん、四季のない常夏の国なので 年中暑いのは暑いのですが、
日本の真夏ほどの暑さではありません。

赤道直下の南半球側にあるインドネシアでは年中通してだいたい25℃~30℃
1年は5月~10月が乾季11月~4月が雨季に分けられますが気温は一定しています。
乾季は日本の9月、暑さのピークは過ぎてもまだまだ涼しくならない…という時期に似ている気もします。雨季はまだ未体験なのですが梅雨のようなイメージでしょうか?
いずれにしても日本の7月、8月のような強烈な猛暑ではありません。

乾季の間は2週間以上雨がないこともあります。こればかりは仕方ないのですが、夕方にスコール(短時間の土砂降り)が降ることもあり、自動車、バイクが多すぎるジャカルタでは多少雨が降った方が空気はきれいになりますね。

また、風がある日の夜はシャツ1枚では寒く感じることもあるかもしれません。
バイクに乗る人を見ると上着を着ている人も多くいます。

雨の夜
● 南国特有のスコール 激しいもののすぐあがることも多いので雨宿りする人もよく見かけます。


今回は気候について

今回は気候について、2つの視点からご案内いたします。 

  • インドネシアへ面接に行く際の注意点
  • インドネシア実習生を会社に迎える際の注意

・インドネシアへ面接に行く際の注意点

前項のとおり、インドネシアに面接に行かれる際は、基本的には夏の服装で問題ありません。

ただ、移動の際の車内はクーラーが効きすぎる場面もしばしば…。何か1枚羽織るものをご準備いただいた方がいいですね。イスラムの寺院やモスクを見学する際、女性の方は長袖が必須になります。

もう一つ、ホテルでも日本のクーラーよりも強力なような(?)気がします。(日本と同じ設定でも冷えすぎる事、乾燥しすぎる事がよくあるように感じます。)部屋が適温になった後は、念のため温度、風量の設定はやや弱めにする事をおススメします。

思ったより寒い場面多く羽織るほしい場合、ジャカルタにはショッピングモールも多数ありユニクロが入っていることも多いので現地で調達することも容易です。

● 暑いのは暑いのですが 耐えられないような不快さはありません。

・実習生を会社にむかえる際の注意点

当然なのですが インドネシアの実習生は四季も、日本の真夏も真冬も経験がありません。日本に来る実習生に説明はしていますが正確にイメージすることは難しいでしょう。(ベトナムでは暑いながらも四季があるので、ベトナム実習生はイメージできていた思います。)特に真夏、真冬に訪日、配属される実習生は負担が大きくなってしまいます。

「夏」の注意点

夏の注意点として、日本と比べて気温もそこまで高くなく強い日差しもありません。特に現場仕事の職種の場合、熱中症には気を配ってあげる必要があります。

「冬」の注意点

冬について問題は「衣服」です。
現地では、日本で売られているような冬服を手に入れられません。来日後の1か月間の講習機関にある程度購入します。なかなか現地での準備は難しいと思いますのでこの点も気を配っていただきたい点です。

● 最初は環境の違いは考慮してあげる必要があります。

暑さの種類が違います

 いかがだったでしょうか。
 現地の若者を見ると色黒な者が多く、暑さには強そうなイメージを持つのはある意味では当然だと思います。しかし実際はそうではありません。

 ベトナム駐在時代、「下村くん、日本とベトナム、どっちが暑い?」と 面接に来られるお客様によく聞かれました。その答えは毎回同じ「暑さのタイプが違うので比べられません…」 これはインドネシアでも同じようです。 

そしてその違いは特に訪日する実習生にとって大きなものになりそうです。
慣れてしまえばそう大変なことではないはずですが、来日してすぐはやはり彼らにとっては大変な事になるのは間違いありません。
受入企業様にはこの点、ご理解を頂き、我々といっしょにサポートしてあげていただきたいと思う次第です。

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