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Vol.001 インドネシア実習生ってどう?

皆さんはインドネシアと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
バリ島、コモドドラゴン、ナシゴレン…
これまで、イスラム国家という理由などから実習生受入れ先の選択肢では下位だったインドネシアですが、実は非常に魅力的な国であることが見えてきました。

インドネシア通信の第一回目は、インドネシアの実習生の何が魅力的なのか?どんな性格なのか?を 5つ の視点からご案内いたします。

1:将来性

インドネシアの人口は約2億7千万。日本の2倍以上です。
そしてこの人口は当面増加していくことが予想され、いずれは3億人を超えると言われています。
また、ジャカルタのみを見ると見えにくくなってしまいますが、ジャワ島本島だけでも、山間部、農村部が非常に大きく 純朴で「スレ」ていない若者が多いです。
これらから、
田舎でも行きかうバイクや車の数が多く、活気にあふれています。
面接の際には、ジャカルタから8時間以上の距離から参加する候補者もたくさんいます。

インドネシアの田舎の風景

2:人柄

実習生

非常に親しみやすく、怒らない。困っている人を見たら知らない人でも助けてあげるのが当たり前のようです。
また、まちがいやルール違反をしてしまった場合でも、きちんと説明すれば理解して間違いを認めることができます。
お国柄か「ごめんなさい」「ありがとう」を言える者が多く、これも日本人にはとても好印象ですね。
中国やベトナムの実習生とはまた違った親しみやすさを持っています。
(女子の実習生が何かを食べさせてくれるのは共通でした!)

3:語学力

インドネシアの義務教育には英語があり、かんたんな英語なら通じる実習生も多いです。この外国語の勉強経験は日本語の勉強をする際にも活かされているようです。
また、候補者は2~3か月、事前に日本語を学んでから面接に参加しますので、面接で日本語能力をチェックできる点もインドネシア実習生採用の重要なポイントです。
もちろん、採用決定後も来日まで日本語の勉強は続けますのでトータルの勉強時間は半年以上になります。

4:イスラム教の留意点

実習生候補者達(女性)

受け入れを検討される際に最も心配なのが「イスラム教」という点だと思います。
実際に、面接を行う場合9割以上がイスラム教徒の候補者が集まります。
しかしインドネシアのイスラムは比較的寛容なもので、近年では毎日のお祈りをしない者も多く、候補者は来日後は断食できない事を理解した上で面接に参加しています。
念のため、面接の際には日本ではイスラムの教義を最優先できない事の確認をおススメしますが配属後もお酒や豚肉の飲食むつかしいですね。
文化の違うベトナム人実習生と同じ寮になる場合などはルール作りなど配慮が必要になります。
女子も現地の学校ではヒジャブ(頭を覆う布)を外すルールを守っていますが、そこまで大きな抵抗はない様子です。

5:イスラム教の強み

前項ではイスラム教の留意点を紹介しましたが、最後にイスラム教の強みを2つご紹介します。
まずは飲酒をしないことです。騒音騒ぎや喧嘩のトラブルは劇的に少ないはずです。
もう一つは貞操観念です。男子も女子もこの点はしっかりしています。
破ることは恥ずかしいこととされているようです。この2点は、実習生として日本に来てもらう上では非常に重要な強みです。

以上「第一回」いかがでしたでしょうか?
まだまだお伝えしたいことがたくさんあります!
これからもご期待ください

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