みなさんこんにちは!ジャカルタの下村です。
早いもので日本では師走ですね、こちらでは雨季が本番といったところです。
やはり雨の日が多く一日中ずっと降り続く、という日は多くはないですが
バイクででかけたりするには少し躊躇するような日々です。
企業様の視察の様子
さて、今回は先日、視察でジャカルタを訪問された、ある実習生受け入れ企業様のお話をさせていただきたいと思います。
この企業様はインドネシアからの初めての実習生受入れを決められ、すでに面接を終えられていますが、今回、今後の事業展開を含めてインドネシア全体を視察するために社長が訪イ(訪インドネシアの略)されました。
採用された実習生と再開
面接では2人の男性を採用されましたがその中の一人はVOL.16で紹介したアニフくん。
https://jissyusei.jp/wpi/2023/10/03/vol_016/
せっかくジャカルタに来ていただいたので
採用を決めた2人の実習生の成長具合をチェックしていただくことに。
2人の面接を行った送り出し機関と教師の方も同席し、日本語で色々な話をしました。
二人とも、よほど難しくなければ多くの日本語を理解でき、通訳がなくても会話が成立する状況。
社長の評価は・・・・
ふたりとも、よく勉強している!!
ありがとうございます!!
何度も勉強会で顔を合わせていて、ある程度二人の性格を把握できている私からすると二人ともおとなしいタイプです。(実際、インドネシアの若者は、自己主張の強いタイプよりも、おとなしいタイプの方が多いような気もします。)
とびぬけて日本語が上手でもうN2レベル!といった事や、身長が180cmあり体力がスゴイ!といったような特筆すべき点があるわけではありません。
しかし、入校して以来、一度も校則違反がなく、勉強会を休んだこともなく、日本語の勉強もコツコツと続けてきてくれました。地味かもしれませんが非常に大切な事です。
それを評価していただけるのはとてもうれしいことですね!
そしてそんな二人に社長からの差し入れが。
専門用語の事前教育
経験上の話ですが、専門用語の事前教育は非常に効果的です。
多くの実習生は専門用語集を渡すと、「自分は日本へ行った後こんな仕事をするんだ!」と、これから日本で実習をするという事を実感してくれ、専門用語の勉強だけでなく、日本語の勉強のモチベーションアップにつながることも少なくないように感じます。
事前教育のタイミングは?
ただ、専門用語の勉強は日本語の勉強がある程度進んでからになりますので、まずは日本語の基礎の勉強からです。その意味では今回のように、まずは日本語が伸びている事を確認し、次のステップとして専門用語集を勉強してもらうのはベストと言えます。
今回ご紹介した企業様のように、実際に実習生たちを見に来ていただけるのが一番良いのですが、現実的にはなかなか難しい場合も多いと思います。
ですが、
事前に専門用語集をいただき、こちらで良いタイミングで勉強を始めてもらう事や、
Webを通して日本とインドネシアをつなぎ、様子を見ていただくという事も可能です。
ご希望の企業様は是非、組合担当者、もしくは私下村まで是非ご相談ください!
最後に
今回インドネシア通信への掲載を快諾してくださった
株式会社S・I社長 まことにありがとうございます!
次回お越しになられる日をジャカルタでおまちしております!
それでは また!
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