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Vol.015 [シリーズ:実習生の素顔] その3

みなさんこんにちは! ジャカルタの下村です。今回は実習生へのインタビューの3回目です。
こちらにいると少しずつですが実習生の育った環境が見えてきます。
見た、知った上で インタビューで実際に聞いてみれば、さらに深い部分が見えれば・・・と思います。

今回は アンドレくん にインタビュー。

勉強会での印象は物静かな好青年です。

Q : 名前と年齢と出身地を教えてください。

A : 名前はアンドレです。23歳です。ロンボク島から来ました。

――――ロンボク島はとてもきれいなところだね!

Q : ロンボク島までは 時間はどのくらいかかりますか?

A : 飛行機を使えば だいたい2時間くらいです。

Q : タバコは吸いますか?

A : 吸います。

Q : 一日、何本くらい?

A : 3本くらいです。 夜に3本吸います。

Q : 実習生になる前は どんな仕事をしていましたか?

A : 色々な仕事をしました。英語の教師、理容師、布の生地の生産オペレーター…

(通訳氏)Oh, Can you speak Englosh??

A : 苦笑い

――――でも、英語も理解できるなら日本でもきっと役に立つね。

Q : 実習が終わった後の予定はもう決まっている?

A : (つきあっている)彼女と結婚します。

Q : 彼女さんは3年まつことになるけど大丈夫?会えないのは寂しくない?

A : 大丈夫です。

Q : 日本へ行った後で 何か心配なことはある?

A : 仕事中、休憩時間でお祈りができる場合はありますか?

Q : お祈りの時間はアンドレくんの場合 どのくらいの時間?

A : 3分くらいです。

Q : だったら、会社に行ってから一度 会社の方に相談してみて。

A : わかりました。

Q : 最後に、会社の方にメッセージをお願いします。

A : まずは 採用ありがとうございます。
    私を信じてくれてありがとうございます。

    (日本へ行った後も)ちゃんとルールを守ります。

アンドレ君始め、候補者はみんな 面接の際、お祈りなどのイスラムのしきたりは 会社での実習に影響を出さない範囲で…という事を理解してくれています。

しかし、もし可能なら日本でもイスラムのしきたりをできるだけ守りたいという気持ちがあるのは当然だと思います。

特に現場の仕事の実習生らには、日や場所の影響も大きいと思われますが
もし可能なら 受けれ企業の皆様にもご一考いただければと思います。

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