みなさん、こんにちは!ジャカルタの下村です。
そろそろ今年もラマダンの季節がやってきましたね。
以前お伝えした通り、このラマダンは1年が350日前後のカレンダーに基づき行われているものなので
毎年12日前後開始日が早まる事になります。※詳しくは過去記事を読んでみてください。
(この毎年開始日が違う点は ベトナムのお正月、テトに少し似ていますね。)
この影響で2030年には1年の中で2回の(年初と年末)ラマダンとなる予定なのだとか。
そんなタイミングには、ゆっくりとこの3回目のインドネシア通信小ネタ集をお楽しみいただければと思います。
今回も来た当初から気になっていたことや、新たに発見したことなどインドネシアの小さな違いから大きな違いまで10個のネタをお送りしたいと思います。
それでは行ってみましょう!
1:ボディチェック

これはインドネシアでは良く見る光景です。
2000年代の事件なのですでにかなり以前の事ですがテロが多発した背景があり、ホテルやモールなど特に外国人が多く訪れる場所で現在もこういった荷物検査が行われています。中でもホテルシャングリラでは犬(おそらく爆弾を見つけられるように仕込まれている)まで動員してホテルに入る車を1台1台チェックします。
また、ローカルなエリアでも警備員がいないような場所は少なく、今でも警戒態勢は続けられてる模様。
2:石油採掘

これはジャカルタ近海で見られる石油採掘現場。ジャカルタ近海にはこういった採掘施設が無数に存在しています。(おそらくインドネシア全土にあるのでしょう。)
ジャカルタに住んでいてもなかなか見られるものではありませんが、資源大国であることをより強く認識させられた光景でした。
3:バイクテクニック

例えば、「大きな荷物を運ぶ際は、2人乗りで運転と荷物持ちに完全に仕事を分ける」など、こちらの方のバイクでどんなものでも運んでしまう技術はもはや曲芸の域。
ベトナムでもすごかったのですが、ここインドネシアでも負けてはいません。写真は非常に長いポール?を運んでいるドライバー。5m近くありそうですね。
ベトナム時代含め、今まで見た中で最長の荷物です。この後無事、届けられのでしょうか・・・
4:日本大使館

これはタクシーの運転手さんがノリノリで紹介してくれた日本大使館です。
「ジャカルタのど真ん中にある大使館は日本だけなんだぜ!写真撮るか?撮りたいだろ?」
こんな時にNoとは言えない日本人なので撮りましたが・・ただのビルディングに見えるだけ。
高速鉄道の件など最近は少しすれ違い気味な印象もありますが、基本的にはインドネシアは日本と良い関係だということが見て取れますね。
5:お祈り部屋

これは以前ご紹介したマンガドゥアスクエアのお祈り部屋。
ここだけでなく、来店したイスラムの方向けのお祈り部屋はどこのモールにもあります。
場所はどこでもだいたいはトイレの近く。お祈りという行為がいかに生活に根差したものかが理解できますね。
6:散水車

これまでもお伝えしてきた通り、ジャカルタには雨季と乾季があり、乾季には雨は非常に少ない・・・
にも関わらず、街路樹やちょっとした植え込みなど植物は非常に元気。
ホテルなどの場合はスプリンクラーがありますが街路樹なんかはどう管理しているのだろう?と思っていましたがやはりありましたね。
交通量の少ない深夜の時間帯に行われているようです。
7:踏切

写真はジャカルタ北部の踏切です。
写真のように、運行時間内は夜でも警備員が常駐しているようで、交通トラブルがあっても安心ですね。1番目の警備員もそうですが、ジャカルタは色々な場面で安全においては思いのほか(?)気を配っているように見えます。
8:藤原とうふ店ジャカルタ支部

1日外で過ごすと何かしらで日本語を見るのがジャカルタの面白いところですが、今回は藤原とうふ店。
コロナ禍の最中は外出が出来ずアニメを見て過ごした若者も多かったという話も聞こえてきますが、思いのほかいろんなアニメが見られているようですね。
ちなみにインドネシアにも「豆腐」はあり、「TAHU(タフ)」です。
いずれ本当に藤原TAHU店もできるかも・・・いや もうあったりして・・・
9:自動販売機

発展は凄まじく、治安も良いジャカルタですが実は自販機はまだ多くありません。
写真のものを含め見た回数は3度だけ。ホテルのフロントや夜間は施錠される施設の中など安全がある程度担保されている場所のみといった状況です。
この点はまだこれから といったところですね。しかし、ヨレヨレのお札も多いルピアをちゃんと認識できるんだからすごい。
10:東南アジアの人気者ドラえもん

先日少し悲しいニュースもあったドラえもん。
ベトナムやタイでも人気が高いという話を聞きますがここインドネシアでも人気な様子。ネコ好きな人が多いイスラム教とも相性はいいのかもしれませんね。
これは吉野家のキャンペーンで、この次のキャンペーンはスパイファミリーでした。
最新のアニメにも負けない すごいぞ!ドラえもん!
締め!
いかがだったでしょうか。
予定していたわけではありませんが、今回はインドネシアが日本と大きく違う点と、日本とのつながりが感じられる点が多かったように感じます。
また、インドネシア人というよりはインドネシアという国についての話題になったような気も。皆様はどのようにお感じになられたでしょうか。
また次回もお楽しみに!
それでは また!