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Vol.096 [ジャカルタ現地通信 23]インドネシアの熱帯魚市場

みなさん、こんにちは!ジャカルタの下村です。

私たちはみんな、好きなもの、関心のある事、注目する点、気になる点は人それぞれ違いますね。実はこれは海外面接時も非常に重要な事です。

例えば、足場のお仕事の企業様が、偶然こちらで建築現場を見られた際などには「足場の形がどのように組まれているか?」について、非常にじっくりと見られ、関心を持たれたりします。

食品関連のお仕事の企業様は現地でのスーパーマーケットで売られている品物や、その衛生状態にも関心をお持ちになられます。

また、仕事から離れる場合も、例えばスニーカー好きの方はこちらのフットロッカーなどは見てみたい!となりますし、特にこれといったことはなくてもコンビニなどは商品をみるだけでも楽しいですね。

インドネシアは熱帯魚大国

さて、そんな前置きから始まる今回の話題は、私の関心ごとの一つである熱帯魚です。

日本でも専門店やホームセンターでよく販売されている熱帯魚ですが、図鑑などを見ると原産地であったり、養殖されている場所であったりがインドネシアということは非常に多いです。

  • 年中温かく一定な気温のため、ヒーターが不要な事
  • 稚魚のエサとなるインフゾリアが自然に存在する事
  • 生産コストが非常に安価であること
  • 広大な国土、様々な島ごとに豊かな生態系があること
  • 多種多様な美しい魚が国内にたくさん生息していること

などが理由で、インドネシアは世界的に見ても熱帯魚大国とも言えるかもしれません。

さすがにお土産として持ち帰る事は難しそうですが、今回はこの熱帯魚がインドネシアでどういった形で扱われているかをご紹介いたします。

とあるKOKUOのロビーで。こちらでも熱帯魚の水槽は色々な場所で見る事ができます。

市場へ

ジャカルタ西部の比較的ローカルなエリアの一角に少し大きめの熱帯魚市場があります。

ジャカルタにはここ以外にもいくつか大きな熱帯魚市場はあるようで、それ以外にも小さなお店を見かける事もよくあります。

こちらでは「熱帯魚」とはカテゴライズされていません

そもそも熱帯魚、トロピカルフィッシュというカテゴリは我々がそうしているだけで、こちらの方にとっては我々の金魚やコイと変わらない存在なんでしょうね。

さっそく見ていきましょう。

ここも小さなお店がひしめき合う状況。東南アジアらしさですね。特有の匂いだけは仕方のない事ですが意外と?清潔感あり。
インドネシア名産!スマトラ。島の名前がそのまま名前になっている非常に有名な魚。以前は他の魚を突く癖からか永遠されがちでしたが最近はおとなしくなってきているという話も。
人工的に着色されたグラスフィッシュ。人気なのかいくつかの水槽がありました。
マーブル模様のエンゼルフィッシュ。非常に状態が良い。
独特なフォルムのナイフフィッシュ。現地名ベリーダ。約¥7500とのこと。
そして右側のアジアアロワナはスーパーレッド。¥75,000。こちらでも安くはありませんね。
酸欠に強いベタは写真のように袋売り。
グッピーはなんと¥75 ダニオは¥30
日本ではおそらく2倍以上ですね。輸送コストはあるにしろ安い。
フラワーホーンの稚魚? とてもかわいらしい
そこそこ知っている自信はありましたがこの魚だけは見たことがなくよくわかりません。
ここでもネイチャーアクアリウムは人気な様子。恐るべしADA!

以外としっかりしているし、見る価値がある

シンプルながらこれが見た感想です。

日本では販売中の水槽でも手入れが不十分で 死んだ魚が何匹もいるような光景も時々見ますが、ここではありませんでした。また、水槽の数が非常に多く、同じ魚の水槽もたくさんあり、汚れた水槽も中にはあったものの、中の魚は非常に元気!

きっちりと世話がされています。

まるで「小さな水族館」

これは日本でも同じですが熱帯魚ショップは小さな水族館のようですね。

日本では見たことのない綺麗な魚。そしてここではそれに追加して物価や、現地の方の仕事の様子(やる事がなく休憩中の方も多い中、集中してせっせと水槽のレイアウトを作成している方の姿も)なども見る事が出来ます。

臭いだけが少し気になりますが、気にならない方、日本でも熱帯魚を飼われている方は是非。
ジャカルタの熱帯魚市場 おもしろいですよ!

それでは また!

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