今回は少し力を抜いてインドネシアジャカルタの「食」についてご案内いたします。
有名な「ナシゴレン」や肉の串焼きの「サテ」焼きそばの「ミーゴレン」など、インドネシア料理は全体的に辛くてオイリー。年中通して25℃~30℃暑いけど夏バテまではしないようなインドネシアの気候ではこういった味付けがちょうどいいのかもしれません。
今回もまた!? 5つの情報をご提供いたします。
1:アジア第二位の規模の大都市
ジャカルタは東京に次ぐ規模の大都市です。外資系企業も多く進出しており、マクドナルド、ピザハット、ミスタードーナツ、吉野家などなど 移動中などに、日本でもお馴染みのお店をいくつも見ることができます。セブンイレブンではおにぎりまで売っています。
くら寿司も今後出店の予定があるとか。また、イスラムの方でも豚肉が使われていないかを心配しなくても良いという認証、ハラールへの対応も進んでいますね。
スターバックスコーヒーなどは 大阪や東京よりも多いような気さえします。
イオンなどのショッピングモールも多く、そこにはお馴染みのフードコートもあります。
インドネシア料理が合わない方も 食について困ることはありません。
2:東南アジア名物「屋台」もたくさん
一方、現地の方向けの屋台もたくさん。肉団子、ミートソースがけのお菓子など、スナック感覚の軽食からスープやナシゴレン、サテの炉端焼きなど 本当になんでもあります。 私も一度チャレンジしたものの、味はおいしかったですが 見事におなかを壊してしまいました…。何度も食べれば そのうち慣れる!とは現地人からのありがたいお言葉。ですが正直、後の事を考えると お勧めすることはできません…
3:アッパークラスのレストランはまちがいなし
もちろん、屋台以外にも レストランもたくさんあります。ベトナムでの面接のご経験がある方は 現地でお食事をしたレストラン をイメージしてください。こちらでも我々、外国人が安心して食事をできるのはやはりそういったお店になってしまいます。清潔、安心、おいしい 3拍子揃ったレストランはたくさんあります。
ナシゴレン、サテや フレーバーティーなど一般的なインドネシア料理、運ばれてくる実物のメニューから選ぶスタイルのインドネシア伝統的な料理や、エビやイカ、淡水魚など シーフードのレストラン… さすがジャカルタ、一口にインドネシア料理と言っても 本当に色々なレストランがあります。
4:イスラム国家ですので…
ですが国民の9割がイスラム教のインドネシア。お酒を飲むのは少々大変です。
日本人街のブロックMや有名な観光地、バタービアなど外国人向けエリアでは飲むことができますが、現地人もターゲットにしているレストランではお酒がメニューにないお店も多いです。スーパーなどでも外国人向けのお店ではアルコールが売られていますが非常に割高になっています。視察や面接の際、お部屋に戻られてから少し飲みたい…という方は、少しだけ日本から持っていく のが 結局一番 楽な方法になるのかもしれません。
5:インドネシア人の「辛くないよ」は信じるな!?
送出機関の元実習生のスタッフと話すときの鉄板ネタです。「でもココイチの10辛は辛すぎたね~!!」だとか。普段から食べている彼らにとってはある程度の辛さは普通のようです。外国人の方が和食に対し、「何でも醤油味だ…」と感じることがあるのに似ているのかもしれませんね。メニューを選ぶ際は辛さを選べる場合もありますので心配な方は同行スタッフに聞いてみてください。また、ドリンクも非常に甘め。こちらもノンシュガーで注文できる場合が多いです。
いかがでしょうか。イスラム教の豚肉を食べない習慣以外を見れば、食に関してはベトナムよりも日本に近いようにも感じます。我々にも重要ですが来日後の実習生らにとってもこの点はとても大切です。一時帰国する際には配属された実習生に日本の食についても聞いてみたいですね。それでは今回はこのへんで。