みなさんこんにちは。ジャカルタの下村です。
今回は勉強中の実習生の作文 その2 です。
参加者はみんな それぞれの経験を自分の言葉で文章にしてくれています。そして、その作文を読むことによって、実習生として日本に来るインドネシアの若者の素顔や、彼らがこれまでどんな生活をしていたのかが少しずつ見えてきます。
今回もルールは同じで以下の通りです。
テーマは3つの中から選んでもらう方式です。
- 実習生になる前にやっていた仕事について
- 面接合格前の地方の学校について
- 面接に合格した後のジャカルタの送り出し機関学校での生活について
- 仕事については受入れ職種でない別の仕事の経験のものでもOKとしています。
- 実習生の書いた作文をそのまま文字に起こしています。間違いもそのままにしています。
(明らかな間違い部分のみ赤字で訂正します。)
今回は マスベニくん
彼は「実習生になる前にやっていた仕事について」を書いてくれました。
ALFAMART(インドネシア最大大手のコンビニチェーン)の店員をやっていたそうで
その時の経験を書いてくれました。
ALFAMARATの店員
ALFAMARTにさんこうたいがあります。
たとえば:1はやばん(ごぜん5:00じからごご14:00じまで)
2おそで (ごご14:00じから10::00じまで)
3おそばん(10じからごぜん5:00じまで)
4:00 うちからALFAMARTへ いきます。
みせをあけるまえに ゆかを しょうじ(そうじ)したり
コンピューターをかくにんしたり じょうしを てつだいます
6:00 みせをあけます。
てんいん → たなですとく(ストック)をチェックします。
ないとかまだありますか?(ないものがあるかチェックするという意味ですね。)
にもつがなったら(にもつがなかったら) そうこで にもつをもちます。
それから たなを セットします。
ほんしゃの そうこから にもつを (が) こなったら それから チェックします。
14:00 こうたいします。
もう こうたいするとき そうこは まだわるいとき
まだ かえることが できません。
しごとを おわってから すぐ うちへかえります。
たのしいこと
- ともだちがたくさんいます。そして たくさん あたらし(い)おきゃくさまとあいます。
- ま(あ)ま(あ)たかいきゅうりょう
- しごとのところはおもしろいです。そしてエアコンがあります。
- かいてきにしごとができます。
たいへんなこと
- ALFAMARTのきゅうじつはとてもあいまいです。
- ざんぎょうするときおかねがもらいません。
- にもつはたくさん なくてました(なくなってしまいました?)
インドネシアでは ALFAMARTは 都会でも田舎でも、本当にどこでも
少し歩けば必ず見つかるくらい どこにでもあります。
当然、実習生の中にもここで働いた経験がある人がいますね。
でも残業代が出ないなんて…いくらエアコンが効いた快適な環境とは言え、なかなか過酷ですね。
私も普段からよく使うのですが、店員さんも大変なんだな…という事がわかり、少し見方が変わりました。
マスベニくんのように この店員さんも いつか実習生として日本へ行くこともあるのかな…
などと考えてしまいそうです。
それでは また!!