みなさんこんにちは!ジャカルタの下村です。
やはり現地で生活していると日本との違い、以前駐在したベトナムとの違いは感じない日はありません。現地通信ではこの 現地と日本との違い の中で、企業様が面接、視察に来られた際や、実習生を受け入れた際に重要になる違いをメインにお伝えして行く予定です。
第一回目は…
渋滞。
渋滞!
渋滞!!!
ジャカルタの人口は約1000万人。(首都圏人口だと3200万人。)人口密度はなんと東京の2.4倍。
その上、電車はあるものの東京の地下鉄のようにどこへでも行けるようなものではなく、高速道路はバイクは排気量に関係なく乗り入れ禁止。となると朝夕の通勤時間帯は写真のような状況が日常です。
送り出し機関のスタッフの中には、仕事は終わっているけど、今帰っても渋滞に巻き込まれるからと、しばらく休憩してから帰る。という人も。賢いやり方だと思います。
また、インドネシアも祝日はあるのですが、その祝日の前日も休日になる事も多いそうです。
3枚目の写真はその祝日前前日の帰路に撮影した写真で、この日の渋滞はすさまじいものでした。
(写真真ん中のお兄さんは諦めてタバコを吸おうとしていますね。
私もこの後諦めてバイクを路肩に止めて休憩することになりました…)
普段の同じ場所の写真です。ラッシュ時以外はだいたいこんな感じです。
真ん中やや右の黒い服の男性はインドネシア名物 交通整理屋さん。
インドネシアには信号が少なく、通行量の多い交差点には信号の代わりにこのようなお兄さんがおり、信号の役割をしてくれます。バイクの場合、そこまで大変ではないのですが、大きなトラックなどはこのお兄さん頼りなところは大きいようで、お礼のチップを渡している場面もよく見ます。
お兄さんたちはそのチップで生計を立てているのだとか。日本にはない職業ですね。
送り出しスタッフの話によると、この交通整理屋さんにも場所や曜日で誰がやるかなど、細かいルールがあり、誰でもどこでもやれるわけではないそうです。
確かに同じ場所でも毎日同じお兄さんではありません。
渋滞の話に戻りまして3枚目の写真、別角度からです。
この写真には真ん中にこの日の交通整理のお兄さんが写っていますね。
ここまでの渋滞になるとバイクの音や早く帰りたい気持ちでお兄さんの声もあまり届かず…
私も大変な思いをしましたがお兄さんにとっても大変な日だったと思います。
通常、面接、視察でジャカルタに来られるお客様は車での移動になり、高速道路を使用できますのでここまでの渋滞に遭遇することはないと思います。(思いたいです。)
また、祝日もクリスマスまではありませんのでその点も心配はありません。
ただ、平日であっても夕方の通勤ラッシュ時はある程度の渋滞は避けられませんし、
金曜日はさらに激し目なのでその点はご了承ください。
(逆に土日は人の流れが変わるので空いていることも。)
インドネシア滞在中に渋滞に遭遇した際はこの記事を思い出して、
「バイクだったらさらに大変なことになってるんだろうなあ…」
と思っていただければと思います。
それでは、また!