読み込み中

Vol.009 地方の学校へ行ってきた その2

前回、目的地ロンボク島への中継地点、バリ島の宗教の違いまでをご紹介までを行いましたが、今回はいよいよロンボク島に到着します。

実習生のふるさと、そして地方の学校とはどのような場所なのでしょうか?

ロンボク島へ

● 朝5時 フェリーに乗り込みます。時間を気にしなければなかなか快適。

バリ島での1泊(?)を終え、いよいよロンボク島へ。
フェリーに乗った他の乗客の顔を見るに 9割以上が現地人。おそらく外国人は私たちのみ。
ここから約2時間でロンボク島という話だったのですが到着したのは昼前。6時間近くかかりました。

● 我々が通った道はバリ島のように観光地化されていない場所でした。

港には 学校の担当者の方が迎えに来てくれました。ここから車で学校へ。
だいたい1時間半ほどの道のりとの話。

● 都会とは言えませんが行きかうバイクは多く活気があります。

島のメインストリートは交通量も多く、いろんなお店もそろっています。また、立派なモスクがこの島はイスラム教徒の多い場所であることを示しています。

人口は約300万人。バリ島と同じ程度だそうですが、バリには島外から働きに来ている人も多そうなので単純な比較は難しそうです。

同じイスラム圏のジャワ島の田舎の景色とそう大差がないように感じました。

● 前のトラックの積載物はタバコの葉。ロンボク島にはタバコ工場があります。

いよいよ日本語学校に到着

しばらく走ると田舎になってきました。ここからひたすら走る事1時間。やっとのことで 地方の学校に到着。計算してみたところ、移動時間だけでジャカルタから13~15時間ほど。

● 学校に到着。大きくはありませんが非常にきれいに維持されています。

教室数は3つ。その他応接室、職員室と島内でも遠方になり通えない生徒のための寮があります。在校生は45名で1つの教室に15名。また寮生活をしている生徒も15名程度というお話。ほぼ全員が男性で女性は3名のみ。これは現在の募集状況が男性が多いことが理由です。

● 教室。良い環境とは言えないかもしれませんが それだけに生徒の日本行きへの熱意が試されます。
● 寮。私物は最小限です。
● 生徒たち。表情からもモチベーションの高さが伺えます。

担当者によるとこの学校は設立後約1年前後という話です。施設はあまりよくありませんが…と謙遜しておられましたが、生徒たちの顔を見ると熱意で十分にカバーできているように感じました。

今回は写真も多くなったので このへんで一度終了します。
次回はこの学校の生徒へのインタビューをお届けいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です