ボゴールへ行ってきた
みなさん、こんにちは!ジャカルタの下村です。
当たり前ですが、こちらでも、日本と同様に生活リズムはある程度同じになってしまいます。
面接の対応、面接合格者への指導、送出機関担当者さんとの打ち合わせなどなど…
ジャカルタは我々日本人にとっても慣れてしまえば大きな不満もなく生活できます。
しかし、ここは特別と言ってもいいほどの大都市で、インドネシアの他の場所とは大きく違います。
せっかくインドネシアにいるのに、実習生たちのふるさと、一般的なインドネシアの景色や生活というものはなかなか見えづらいものです。
思えばこれはベトナム時代、ハノイに駐在した際も同じでした。
ジャカルタにせよハノイにせよ、日本がどこも東京や大阪のような大都市ではないように、同じ国ではあれど、実習生の出身地となるような田舎とは全く違う環境なのです。
そこで働き、生活するだけでは、なかなか実習生の生まれ育った環境は見えてきません。
ですので、ジャカルタの外へ行く
ジャカルタ以外のインドネシア=実習生達が生まれ育った環境を知る機会は非常に重要です。
今回、ある送出機関さまから、
「下村さん、ボゴールへ社員で遊びに行くのですがいっしょにどうですか?」とのお誘いが。
はい。もちろん行きます!(即答)
ボゴールとは…
ボゴールはジャカルタの南方約50キロに位置する町で 渋滞がなければ車で約2時間程度。
標高が高く涼しい気候で、ジャカルタよりも体感で2~3℃は低く、空気もきれい。
ジャカルタ在住者にとって、日帰りで楽しめる観光地という事で非常に人気の場所だそうです。
植物園やサファリパーク、有名な滝の見えるトレッキングなど
自然を楽しむアクティビティがたくさん。
到着!
今回は滝を見るトレッキングコースを目指すも…
渋滞!!!渋滞にドはまり!!!
毎日の渋滞のストレスから解放されるためにジャカルタから脱出してきた人たちによる渋滞。
我々ヤマトデータベース協同組合のある奈良でも、奈良公園付近はいつも混雑しています。
万国共通の問題なのかもしれませんね。
やむを得ず目的地を変更。ボゴールの名産品、お茶にスポットを当てたテーマパークへ。
ここでも混雑はありましたがボゴールの涼しい気候と美しい風景を楽しむことができました。
またジャカルタとは違う、インドネシアの山間部の田舎を見ることができたのは非常に良い経験でした。(と言っても観光地であるため、比較的開発は進んでいるようです。)
訪問を終えて
ここインドネシアでは実習生の実家を訪問することはなかなか困難です。
ジャカルタから4~5時間なら近い方で、10時間以上かかる場合やスマトラ島やロンボク島等、ジャカルタのあるジャワ島外からの実習生も少なくありません。
インドネシアで実習生の実家を訪問するには・・・
めぐり合わせの良さか、時間をかけるか、どちらかが必要になります。
また、面接の際の観光でこのボゴールを訪れた事も過去ありましたとの話も。
(※距離がありますので事前の調整が必要になると思われます。)
実習生の実家訪問が難しい場合、実習生の生まれ育った環境を知るために、観光を兼ねてこのボゴールを訪れるのは悪くないかもしれませんね。
最後に 今回のボゴール訪問にお誘いくださいました送出機関様
ありがとうございました。
それでは また!
「Vol.037 [ジャカルタ現地通信 7]」への1件のフィードバック