インドネシアの実習生が無事に来日し、事前講習を開始しました。
事前講習では、日本語だけではなく、日本の風習、文化、ゴミの分別、生活上の注意点、仕事上よく使う言葉も教えています。実習生達の生の声をお聞きください。
【インドネシア実習生の声】
・日本の印象について
きれいで、牛丼がおいしかったです。学校に居る間は自分達で食材を買って、自炊をしていますが、まだ食べてない日本食を試してみたいです。
・休日の過ごし方について
交通のアクセスが良く、休日は外出して、友達に会ったり、買い物に行ったりをしています。
・不安なところについて
今のところはないです。日本の生活が楽しいです。
雪を見たことがないので、冬服を持っていません。冬になったら、日本で服を買いたいです。
・お祈りについて
日本でお祈りの習慣がないと理解をしています。学校が終わって、寮に戻ってお祈りをしています。
【受入れ企業の社長から】
面接の時から礼儀の正しさと日本語の上手さに驚きました。
ドアをノックして、入っていいですかと尋ねられたので、びっくりしました。(笑)
初めてインドネシアの実習生を受け入れましたので、実習生が不安のないように、会社は働きやすい環境を作らないといけませんね。
読めない漢字があるでしょうから、機械を操作してもらう時には、安全教育の取り組みが大事です。
【学校の先生から】
・インドネシア実習生の印象
インドネシアの生徒は基本的に真面目で、大人しい方が多いです。
日本語については他国の実習生より優秀であることが多いです。
・他国の実習生との違いについて
お祈りと断食については休憩時間を使って、こまめにお祈りする人、寮に戻ってからする人等、それぞれです。断食についても1日水一滴も飲まない実習生が居ました。
・その他
トイレ事情について、生徒たちに掘り下げて聞くことができなかったですが、日本のトイレの使い方を教えています。
【組合担当の印象】
今回は通訳なしで実習生と1時間半ほど面談をしました。
仕事上の専門用語を理解してもらうにはゆっくりと説明する必要がありましたが、日常会話なら、ほぼ意思の疎通ができました。
母国で半年ほど勉強をして、日本語をここまで理解できるのが素晴らしいと思いました。