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ネパールの車事情とは?

カトマンズの交差点

ネパールに行く前は、カトマンズでも日本車がいっぱい走ってるんだろうなと勝手に思っていましたが、実際は意外とそうでもありませんでした。

ベトナムや他のアジアの国に比べると、日本車の数はだいぶ少なめ。感覚的にはベトナムの3割くらいでしょうか…代わりに多いのはインドの「マルチ・スズキ」や「タタ」、あとは韓国車、中国車もよく見かけました。

ネパールには自動車メーカーがないので、車は全部輸入品。

しかも基本的に中古車の輸入は禁止されてるらしく、ほとんどの人は新車を買うしかないそうです(政府とか大使館系は別として)。

そして、さらにビックリなのが、車にかかる税金の高さ。
関税とか諸々の税金あわせて、なんと最大300%!!

例えば、トヨタのランドクルーザーがネパールで4,000万円もしたっていう話を聞いて腰を抜かしそうでした。元の車両価格が1,000万円くらいで、そこに3,000万円分の税金が乗るって…ちょっと信じられないですね。

たぶん、インフラがまだそこまで整ってない中で車が急増すると渋滞や環境問題になりますし、国としても誰でも簡単に車を持てる状況にはしたくないのかもしれませんね。

それに、外貨収入が少ない国にとっては、こういう高関税って貴重な収入なんでしょうね。

でも、そんなこんなでやっとの思いで手に入れた超高級な車。
ぶつけられたら怒り狂うと思うんですが、ネパールの人たちは「あら、当たっちゃったね?。まあいいか!」って、笑って終わる人が多いらしいです。
そんな感じで、ネパールの人って穏やかでおおらかな気質の人が多いようです。

とある街中

日本人ともけっこう気が合いそうな気がしますね。

ちなみに、ガソリン代も気になって調べてみましたが、リッター157ネパール・ルピー、つまり日本円で約179円くらい。(2025年5月時点)
一見そんなに高くないように感じますが、ネパールの物価や給料を考えると、日本人が1リットルに1,200円以上払ってる感覚らしいです。
高いですね!

ネパールでは、車を買うのも持ち続けるのも、本当に大変なんだなぁってしみじみ思いました。

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