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ネパール秘境の「マッドハニー」

はちみつと言えば・・・

私たちが知ってるハチミツって、甘くて、パンケーキにかけるとおいしくて、喉にも優しい……そんなイメージではないですか?

ところがネパールの山奥には、そんな常識を打破する「ヤバい」ハチミツ”が存在するんです。

その名も――マッドハニー(Mad Honey)。

赤みがかかった琥珀色の、濃厚で独特の香りのあるハチミツです。

やばい!?

「Mad=狂ってる」。もう名前からしてただものじゃない感じがしますよね。
でもこれ、ただの大げさなネーミングじゃないのです。
本当に、ちょっと食べるだけで頭がクラクラしたり、幻覚が見えたりするというのです。
実際試してみましたが、体の芯からじんわり温かくなってくるような感覚を覚えました・・・

薬用…つまり体には良いものです!

このマッドハニー、古くから薬として用いられてきたそうです。高血圧や性機能改善、消化促進などの効果があるとされ、少量であれば身体に良いと信じられているようです。
一方で、摂取量を間違えると中毒を引き起こし、吐き気や幻覚、最悪の場合は意識を失うこともあるとか。
「摂取はティースプーン1杯まで」とハチミツ屋のおじさんにも言われました。

主な原料はネパールの高地に咲く「ロドデンドロン(シャクナゲ)」という花の蜜で、ヒマラヤオオミツバチがその蜜を一生懸命集めて完成するそうです。
この花には「グラヤノトキシン(Grayanotoxin)」という天然の神経毒が含まれており、これがハチミツに少量含まれることで、食べた人にめまいや軽い幻覚、時には多幸感を引き起こすとされています。

貴重なものなのです

現地の「グルン族」のハニーハンターたちが、ロープ一本で崖を降り、何百匹もの巨大なミツバチに囲まれながら、素手で巣を壊して蜜を取り出すそうで、採取は命がけです。
ネパール国内外で「ナチュラル・ドラッグ」として話題を集め、冒険心旺盛な観光客や“合法な刺激”を求める人々の間で密かな人気を誇っているようです。

ぜひ現地で一匙の非日常のスリルを味わってみてはいかがでしょうか。
あくまでも100%自然由来のもので違法なものではありませんのでご安心を。

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