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Vol.070 爆笑⁉インドネシア通信的小ネタ集その1

みなさん、こんにちは!
ジャカルタの下村です。

こちらにいると、乾季はほぼ雨は降らず、反対に雨季は降るにしろ、降らないにしろ、予報通りにはなかなかいきません。(おそらくは、ジャカルタの中でも降る場所、降らない場所があり、予報が間違っているとも言い切れない状況のようです。)

こんな状況なので、天気予報の重要度は下がるのですがそのかわりに、日本では「気にしなかった」とある状況を気にしなくてはならなくなります。

何かというと、デモ状況です。
スマホの天気予報のように、デモ予報アプリなどというものがあるわけではなく、X(旧ツイッター)などを見ていると自然に流れてきます。

その量が少なければ「ふーん。」で済むのですが、色々なアカウントから同一のデモ内容が流れてくると「これは今週末はジャカルタの中央へ行くのは止そう・・・。」となります。

まあ、そもそもいつも渋滞がひどいので、デモの影響の渋滞なのかそうではないのかが判別できませんがね・・・

さて、今回は70回ということもあり、新しい試みを。

小ネタ集

これまでストックした「ネタ未満のネタ」の中から10本を厳選して、写真+ヒトコトでジャカルタ、インドネシアのリアルをお届けします。

1本の記事にまではできないような小さな発見でも、印象深い物、事はたくさんあります。
意外とこういった小さな部分からインドネシアという国が見えてくる!かも?

ともかく、リラックスして読んでいただきたい回です。

一本のネタにまで膨らませる事ができなかった小ネタたちをいくつか寄せ集めて一本のネタにしよう。
というリサイクル企画ですが、そんな作り方のちくわやなるとだっておいしいですよね。

1 ネコ

ネコ

こちらにいると、本当にそこらじゅうにネコがいるのですが、このネコを見るとその場所の状況がある程度見えます。経済的に豊かな場所のネコはそこそこ太っていてリラックスしています。

逆に、豊かではなさそうな(?)エリアのネコは見ていてちょっとかわいそうな感じの事も。
写真のようなネコがいる場所なら安心ですね。

2 スニーカー

スニーカー

何のことはない、ショッピングモールのADIDASのスニーカーコーナー。

ただ、写真の中央のスニーカーだけはアクリルのケースの中に。ピッグスキン(豚皮)で作られている事が理由のよう。イスラム教徒の方の中には、食べる事はもちろん、触れる事も嫌と感じる方もいて、そういった方への配慮という事ですね。

同じイスラム教徒でも、豚に触れる事もある、外国人向けのレストランで働く方もいる一方で、触る事も避けたい、と感じる方もいる。インドネシアのイスラム教を理解するには重要な事です。

3 漢字

漢字

とある送り出し機関、教室の壁。実習生たちが書いた漢字が張り出さされています。
インドネシアの若者が好きな漢字はポジティブなもの、そして形のないものが多い印象ですね。
それにしても、「自立」の上に立ちはだかるように「壁」が張られている点にセンスを感じます。

4 釣り人

釣りをする人

ジャカルタではよく釣りをする人や釣り堀を見ます。

ほぼほぼ男性ですが若者から年配の方まで、いろんな場所で竿を出している姿や、釣り竿をかついでバイクに乗る姿を見ました。

実習生として日本に行く若者たちの中にも釣りが好きな者もいるかも?

5 ミズオオトカゲ

ミズオオトカゲ

これはコモドではなくミズオオトカゲ。レアじゃないほうのオオトカゲ。(アパート近くの埋め立て地の中を流れる川で)

ワニほどではないにせよ、目測1mくらいはあります田舎の方へ行けばたくさん居そう。日本ではない、違う国に来たと感じさせられました。

6 屋台メシ

屋台飯

これはお腹を壊した屋台メシ。牛肉がゴロっと入った春雨のようなラーメンのような食べ物。
スープはあっさりとしていて味自体はおいしかったですが・・・
衛生状況さえもう少し良ければ、日本人にとってインドネシアはもっと楽しめる国なのは間違いない。

7 バイクの広告

バイクの広告

バイクの背面に装着された電子公告。でっかいスマホみたいですね。
「渋滞がひどいなら、逆に利用してやろう!」という意図が感じられます。
それにしても、電気はどこから取っているんだろうか?
これとは別に、貨物トラックでも同様の広告を見たことがあります。

8 バイクに乗るときの装備

バイクに乗るときの装備

こちらの方はバイクに乗る時は長袖を着る事が多く、その上手袋まで。なのに足元はサンダルだったり。当初は「インドネシア人わかんねえ!」と思いましたが、長袖は暑さ対策ではなく、熱さ対策。
信号待ちでは何十台ものバイクが一か所に集まり、エンジンからの熱は暑い、ではなく熱い。長袖はその対策でした。また、足元がサンダルなのは雨季は池のような水たまりがよく出来るので、スニーカーだとそこを走るだけでビショビショに。サンダルなら濡れてもすぐ乾くからですね。

9 ビニール手袋

ビニール手袋

ビニール手袋の不良品です。よく日本製は品質が高いと言われますが、こちらにいるとそれが具体的にどういう意味かがよく分ります。日本製の品質とは「不良品率の低さ」だと思います。

10 ニセモノ

ニセモノ

正規品を扱う店も多く、こういった明らかなニセモノは少なくはありますが、あるところにはあります。こういった分野はまだこれからルールの整備が必要そうですね。
それにしても、ナイキの失敗作?ナ・ナイキみたいな感じ。

締め!

小ネタ集、いかがだったでしょうか?

今回の企画にあたり、カメラロールをひたすら見返しましたが、あと5回くらいは今回のような企画ができそうです。
また、コメントを付けるにあたり、改めてジャカルタと言う場所が
日本人から見た場合、「ある面では日本より先に行っているものの、別の面ではまだまだ。」
という、これまで感じた印象はそのまま、変わりませんでした。

ベトナム ハノイもそうだったように感じます。

先に発展したのは日本でしたが、それは現在も全ての面で日本が上という意味ではありませんね。
ジャカルタやハノイが日本の先を行っている面は確かにあります。

特にジャカルタ(インドネシア)は宗教面で多様性があり、そのための配慮などは日本に居ては知ることができない面だと思います。

同時に、えっ と思うような面もあり、どちらが上か、先を行っているか、ではないような発見もあり・・・

今回ご紹介した小さな発見も、インドネシアという国、インドネシアからの実習生達を理解する役に立てば・・・
と、思う次第です。

それでは また!


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