読み込み中

ネパール訪問記3[実習生]

カトマンズの送出機関

今回、3社の送り出し機関を視察してみて感じたことですが、各社に総じて受けた印象として、
施設等は比較的質素ですが、日本語のレベルを高くする為に、かなり長い時間をかけているなというものでした。

送出し機関の建物

元々日本語学校も多く、そこで学んでいる人達の中から色々な要望職種に対しての適正があり、日本へ行きたいという希望者を集めて、面接を行っています。面接を受ける時点ではそこそこ喋れるようになっている人が多いのも良いポイントだと思います。

当然、合格後もその勉強は続き、入国する際にはのべ6ヶ月とか、長い人だと1年以上勉強しているなんて人もいました。

学んでいる幾人かと会話もしましたが、発音も聞き取りやすく、あまり癖の無い日本語を話す人が多いと思いました。

元々、文法が日本語とよく似ており、語順が同じになる為、習得へのハードルが高くないようです。

送り出し機関の中には、非常に先進的、合理的カリキュラムを組んでいるところもありました。教師も多方面から招き、対面での授業はもちろん、他国に所在している優秀な教師がオンライン授業を行っていたり。

日本語学習の様子

さらに追加費用なく、希望すれば幾らでも勉強が続けられるなんていうとっても生徒思いなシステムのおかげで、既にN3レベル前後の人が幾人もいたり。

その上、生活指導専門教師がいて、事細かに生活指導を行っている効果もあってかコロナ明け以降、数年で1,000人近い送り出し実績のある会社もありました。

送り出し機関の日本語学校での勉強期間中は、基本的に寮生活ではなくて、学校近くに共同でアパートを借りて、勉強時間以外はアルバイトなどで生活費を稼ぎながら頑張っているとのことでした。

なので、共同生活にも何ら問題はないでしょうね。

日本は人気!

何より今、日本はネパール人にはとても人気があるみたいです。

給料も中東あたりよりも高く、安心、安全で技術力もハイレベルで、人々も親切というのが要因と聞きました。(以前から中東への出稼ぎが多いようですが、収入も低く、労働条件は結構厳しいようです。)

既に日本には20万人以上来日しています。その内訳は留学生の割合が高くて、実習生、特定技能生はまだまだ始まったばかりの感じです。この国は本当に今からだと思いました。

次回は、実際に訪れる時の注意点、VISAの取得方法等をご案内します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です