実習生とはコツコツ会話を

春からの新規入国再開により、当組合でも多数の実習生がドッと入国しました。
入国したばかりの実習生は、日本の生活に慣れることからスタートです。

ごみの捨て方や、寮(アパート)での過ごし方、交通ルールなどなどなど・・・
母国と同じでは済まないことがたくさんあります。

間違いがあれば、指導をする 
イタチごっこというのも正直なところです(汗)

彼らは納得できないことは許容できないという傾向もあるようです。

「これはダメ」「あれはダメ」だけではなく、
「誰が、どういう理由で困るから、これはやってはいけない」
「これをすると、○○ができなくなるから、やってはいけない」と
具体的にイメージできるよう、根気強く接してみてください。

また、近年では実習生を取り巻く悲しいニュースを目にすることが増えました。
外国人に対する偏見や差別もあったのではないかと考えられますが
それ以上に、もっとコミュニケーションが取れなかったのだろうか?
と残念に思う事案が多いように思います。

実習生も、もちろん日本語の勉強を頑張ってもらわなければいけませんが
実習に生活習慣、言語と彼らが取り組まなければいけないことは沢山あります。

これらを踏まえ、ぜひサポートしてあげてください。

会話がスムーズにいくと誤解も減り、実習生活の向上にもなります。
会話を頻繫に行うことが一番の日本語の上達への道ともいえます。

「どうせ言っても分からない」と諦めず、毎日少しずつ話してみてください。

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