今更とは思うけど、実習生にとり一番必要な事とは何だろうと考えた時、
やはり、日本語の習得であると思う。
実習生にとり日本は外国である。これまでほとんど触れたことがない日本語に、ある日を境に半強制的に勉強をさせられ、習得、向上を強いられるのである。
自ら、日本行きを希望したものの、積極的に日本語習得に励み、上達するのは大変であろう。
翻って我々日本人も、中学、高校そして大学と長年英語を勉強するのだが、
どれだけの者が英語を話せるようになるかは、推して知るべしである。
だから実習生が日本語を話せなくても仕方がない・・ではないのである。
彼等は技能習得を通じ、仕事をする為に来日しているのである。
ハッキリとした目的を持っている(持っているハズである)。
日本語が理解できないでは技能習得は困難であるし、また仕事以外の生活面でも日本人との意思疎通ができなければ、生活をエンジョイする事も難しい。
やはり一番必要な事は、日本語をある程度習得し、日本人と意思疎通ができる事。まずはこれに尽きると思う。
特に来日して半年から一年間、いかに日本語習得に励むかがポイントになる。
3年ないし5年間と限定された実習期間ではあるが、彼等には日本語を理解し、有意義な日本での実習生生活を送ってほしいものである。
1件の返信
実習生さんたちは日本に滞在するうち、自然に日本語が身につくのかなと安易に考えていた自分が恥ずかしくなりました。
そんなはずはありませんよね。
日本で仕事をし、技術を身に着けて帰国する前準備として、日本語習得の努を力していること、本当に尊敬いたします。
私たち日本人が英語を何年学んでもうまく身につかないのは、ハッキリとした目的意識がないからなのかもしれませんね。。